2009年11月21日(土)~22日(日)自主山行  赤岩尾根縦走(上州)


2009年11月21日(土)~22日(日) 天候 : 晴れ
コース : 〈上州 赤岩尾根〉 赤岩峠→八丁坂
〈上州 南天山〉沢コース(登り)→尾根コース(下り)

参加者: ちえぞう(CL),Kei(2人)

上州赤岩尾根に行ってきました。
赤岩尾根は埼玉群馬県境にあり、3kmほどの岩尾根です。ネットで調べると一般ルート最難関とか、立ち入り禁止とかの情報があり、不安ながらもとても楽しみにして行ってきました。

2009.11.20
夜名古屋発で中央道、甲府昭和ICで降り、雁坂トンネル手前の道の駅「みとみ」駐車上でテン泊。真っ暗な駐車上には満点の星の元、鹿の群れがいました。

2009.11.21
朝5:00起きで赤岩峠への登山口へ移動、7:00登山開始。
以前は栄えていたと思われる「ニッチツ」という採掘会社の寮があちこちにあるが、今はその多くが廃屋と化しており少し気味が悪い。
今回のコースは小倉沢の赤岩峠登山口に駐車し、赤岩峠→赤岩岳(P7)→P6→P5→P4→P3→P2→P1→八丁峠と岩尾根を縦走し、八丁峠から車道へおり、登山口まで車道を歩いて戻るという行程だ。

朝はややガスっていたが、時間とともにすっきりと青空がでてきて、風も無く、ぽかぽか暖かい。赤岩峠へ到着後、垂直な壁の赤岩岳が目の前にそびえたつ。反対側には大ナゲシが近くに見える。心の準備をし登攀開始である。ホールドは十分あるが足を踏み外せば、数百メ-トルの大絶壁が切れ落ちているような箇所を緊張しながら上っていくが、だんだん高度感が麻痺してきて楽しくなってくる。
とりあえずP7の完登で、充実感が沸いてくる。この先P6→P1までぎざぎざした尾根が前方に見えるが気を引き締めて行く。
次の難関であるP4(多分)に差し掛かかり、もろい岩の急斜面を変なとこから登ってしまい、ホールドがなくなってしまい、めちゃめちゃ緊張しながらもなんとか無事のぼれた。最後の難関のP1も手に汗握りながら直登し終了。大休止。
八丁峠には、われわれがが来た方向に向かい「立ち入り禁止」ときれいな看板が立ってた。
今朝の登山口には古い看板に「危険であり、ザイルは持っていくこと」等かいてあっただけだが、下山したら「立ち入り禁止」とあったのでなんか面白かった。
危ないとこにはそれぞれ巻道はあったが、今回はちえぞーさんと「すべて直登ね!」を合言葉にずんずん進んでいき、怖かったけど本当に楽しく、いい思い出となりました。
下山後、温泉入っておいしいものを食べに行こう!と奥秩父湖先の道の駅「大滝温泉」へ直行。秩父名物「手打ちそば」を頂き、アルコール+つまみを買い込み中津川こまどり荘へ移動、幕営。赤岩尾根縦走成功!の打ち上げ、大宴会し爆睡する。

2009.11.22
翌日(11/22)は近くの南天山へ行く。昨日のぽかぽか陽気に比べ雪雲が出てきており寒い。
きれいな沢沿いに上ってゆき、滝がいくつかあり、マイナスイオンを十分あび2日酔いの体調が回復する。
沢コースからのぼり、山頂で地元のク登山グループの方と雑談する。リーダーの方から、近くに見える秩父槍ヶ岳のルートや日本一長いという三国峠の林道の情報を聞く。来年の同じ時期には”両神山+秩父槍ヶ岳”に決定!

尾根コースから下山し下山後こまどり荘の温泉に入った。帰りに秩父槍ヶ岳の登山口である相原橋バス停のの茶屋で猪汁うどんを食し、来年用に登山口を下見して帰名。大満足で充実した山旅であった。よかった。よかった。  (記:Kei)

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